回避性人格障害 | 対人緊張でおどおど

ためらいがちに口の中でもごもご-聞き取りにくい

 こんな人を見たことはないでしょうか。

 ものをいうのに、非常に、ためらいためらい、結局何が言いたいのかよくわからない、口の中でもごもごと言ってるような、そんなはっきりとしない印象を与えることが多いのです。この人たちは対人場面でリラックスできないという印象を与えます。しゃべっているときにも非常に葛藤している様子が強いのです。そこで言おうとしてることに対して、「これを言ってもいいのだろうか?やっぱり言わないほうがいじゃないだろうか?」そんなこといちいち考えながら自己抑制してしまいます。そのために話のテンポがゆっくりしゃべる、あるいは口数が多いけれども、いったりきたりのような話し方で、何か言いたいことがあるのに、喉のあたりでつっかえてなかなか言葉が出てこないような感じに見えることが多いのです。この人たちはためらってしまい、自分の気持ちをストレートに言うことが非常にむずかしい人たちです。自己抑制をして自分の気持ちを表に出すことを抑えながらも、相手から嫌われるのではないかというような、そういう不安を抑えきることができないのです。

おどおどした態度を見せる

 結局この人たちは、どこか落ち着きがないように見えます。一言でいいますと、この人たちはおどおどしているような、そんな印象を与える人たちだ、ということです。

 表情やジェスチャーに乏しく、固まっていて、生き生きとした様子ではありません。しかし、よく見ると、感情をあらわに出すまいとして表情や動きを自己チェックしてはコントロールしている様子です-にもかかわらず、一定せず、どこか落ち着きがない印象を受けます。

 自己抑制をして自分の気持ちを表に出すことを抑えながらも、相手から嫌われるのではないかというような、そういう不安を抑えきることができないのです。ですから、結局この人たちは、どこか落ち着きがないように見えます。一言でいいますと、この人たちはおどおどしているような、そんな印象を与えます。

 自分で「まずいことを言った」と思うと、彼らのそわそわは爆発してプチパニックに至り、「す、すいませんでした!」と動転をあらわにして慌てて行ってしまうかもしれません。

対人関係に気後れする人たち

 これら全ては、回避性性格者が「対人関係に苦手意識が非常に強く、他人にアプローチする時「傷つけられるのではないか」と予想して、引いてしまう、という特徴を持っているところから来ます。ですから、以上に書いたことすら起こらず、「相手に憧れながら、ただ遠くから見ているだけ」ということになるかも知れません。