摂食障害(拒食症・過食症)治療 | ついに出た!現実的な克服法

摂食障害の原因

拒食症最大の原因はやせ願望文化 | 自分のせいじゃないと割り切ろう

 拒食症は17世紀末にイギリスで報告され始めました。20世紀に急速に増えました。テレビなどのメディアがなかったフィジー島にテレビが普及すると拒食症が現れました。メディアで報道されるやせ礼賛が大きな影響を与えています。

摂食障害の個人的原因 | 拒食・過食になる人の遺伝・性格特徴

 特に拒食症には遺伝性が見られます。また、社会の規範に完全に応えようとして頑張るタイプが目立つといわれています。拒食症・過食症は前者の完全主義と後者の衝動性など性格傾向が異なるという指摘もあります。

摂食障害によく見られる家族パターン | 期待に応えようというライフスタイル

 家族から期待をかけられ、それに一生懸命応えようとする優等生タイプが目立つと言われることもあります。思春期に入って、完全主義の挫折が引き金になる場合もあります。

摂食障害(拒食症・過食症)の治療

摂食障害心理療法の基本 | 目的が明確な治療契約で乗り越えられる

 摂食障害が治るまで2~7年かかると言われます。この間、一緒に歩み続ける治療者の存在が必要です。根気を持って取り組めば、寛解の可能性が高い疾患です。

摂食障害への接し方 | 過剰なコントロールから脱却する応答テクニックはこれ

 摂食障害全般に「物事をコントロールしたい」という思いが潜んでいます。これが会話に現れると、言葉によって相手をコントロールしようとして競争になってしまうことがあります。断言的な言い方で相手を変えようとするよりも相手を理解する言い方にしましょう。

家族で摂食障害を支える | 話題にするべきこと

 互いの長所を肯定し合うトークは有効です。その中からクライアントの長所に関するコメントも自然な形で出てきます。摂食障害に関しても、わずかな進歩であっても口にするというポジティブな姿勢で臨みます。

摂食障害治療に必要な内科・栄養の専門家 | 身体への悪影響

 摂食障害は飢えと満腹の身体感覚がわからなくなるというように、元来、身体と密接な関係を持っています。また、摂食障害によって無月経・骨粗鬆症・抜け毛・不妊・胃腸障害その他などの合併症が起こります。これに対処するには内科医・栄養士などのチームが必要となる場合もあります。

摂食障害への集団心理療法 | 同じ悩みの仲間と共に症状を抑える

 集団心理療法は摂食障害に有効です。「問題を共有する仲間がいる」「乗り越えた先輩がいる」などは大きな力となります。コスティンは摂食障害の「卒業生」を積極的に治療スタッフに加えることを提唱しています。

家族のケアと共に摂食障害から回復 | 在宅ケアのモーズリー法

 英国で始まりアメリカでも広まったモーズリー法とは、入院せず、その代わり家庭で家族が看護役を務めます。日本ではまだ実施されていない方法を紹介します。

摂食障害の満腹感覚の回復 | 本当に食べたいものを食べながら克服

 ヨガなどを取り入れて身体感覚を取り戻す方法もあります。有効であれば何でも用いて統合的に進めてゆきます。過食の衝動に関しては、「食べてしまうサイクル」の間に他の行為を入れてしまうという方法があります。

摂食障害克服に取り入れたい栄養カウンセリング | カロリーだけにとらわれない

 栄養カウンセラーは食事日記をつけてもらい、クライアントの食行動のパターンを把握します。目標値は示しますが、数値よりも「健康でいられること」が達成されれば十分です。